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◆受講生Bさん◆

 

座学

 

雪崩事故を防ぐ講習会で、雪が出来るメカニズムなど考えもしなかったので興味深く聞けた。

 

実技講習

 

【雪崩に遭遇しない為に】

ビーコン、プローブは持っているが、使ったことが無かったので実践での操作方法の練習で、ビーコンの特性や埋まっている深さによるビーコンの反応の違いなどがあること分かり、何回か繰り返すうちに時間が短縮出来た。

また、グループで捜索する場合遭難者を短時間(15分以内)で発見することと、自分達の安全を確保する為に、まずリーダーを決めて、各役割分担を決めて効率良く捜索することなどを学んだ。

2日目

行動中に斜面に雪崩の跡が無いか?発生しやすい地形を確認しながら行動することなどは、目で見て予知出来る方法なので実践的に思った。

CTによる積雪不安定性の評価の方法は、ブロックを作る方法と雪の状態は確認出来るが、判断するのが難しいと思った。

また、グループに分け待っていたら講師から突然の遭難者が出たとの通報があり、待たされていた時から嫌な予感はしていたが、心の準備ができていないので、まず何をやらなければいけないか?前日に訓練はしていたが、リーダーを決めていなかったので、役割分担、個人が何をやるのか?道具をザックの中から取り出すことで、救助の行動に入る前に時間が掛かってしまった。

前日は発見した時は「物」だったが、今回は人形でも手が最初に見えたので、物ではなく「人」を捜すのだなと実感した。

 

【山スキーの基礎】

深雪のシール歩行で前に出す方の足を軸足のスキー板に交差させ雪を落としてから進むと歩きやすくなった。

中尾根の一本ともう一本滑ったのが気持ちよかった。

 

【ビバーク技術】

堀始めのスペースが無い時に辛い体勢で掘り込んでいくのは疲れたし、外で雪を排泄するのも思ったより大変だった。今回は本番ではないので居住スペースを広くして、快適に暖かく過ごせた。水を作るのに雪洞内の壁から雪を削って取ったのが面白かったし、講師が考えた料理(もやし豚肉の蒸し焼き)やつまみもおいしく、今後の山行のヒントになった。各雪洞も個性があって面白かった。

翌日は天気が良かったのに登れなくて残念だった。

 

【総合実践山行、蓮華温泉+総合の感想】

今回山スキー学校に入った目的は新雪を楽しく滑る為に何をしなければいけないか?それなりに山と山スキーの経験はあるが、経験とカンで切り抜けた部分が大半で、基礎知識が無くもし雪崩に合ったら?遭難の場所に出くわしたらどうすればいいのか?道具は持っていても使えないのが実態でしたので、参加しようと思いました。

今回の蓮華温泉の総合実践山行を通じて今までの復習ですが、CTの評価方法は分かっていてもその結果をどう判断するかが、今も課題です。

地形、時間、雪質、気温、パーティーの人数、スキー技術などを判断しなくてはならず、CTはその一つかな?とも思いました。

今後はCTを行い、他の要素も確認し経験を積んでいかなければ判断は出来ないことを実感しました。

今まではほとんど単独でしたので、ルートを考えたり、地図を事前に読んだりすることは、あまり無かったし、行動中は自分だけの考えで、歩くペース、休憩時間、滑走斜面などは判断しましたが、今回の山行で時間管理のことを言われ、パーティーを組む場合も個々の経験、実力が分かっていなければ山行の計画を立てるのが難しく、山行中にもトラブルにつながると思いました。

しかし、山は辛い部分が多いので、そんな時助け合えるのもパーティーだなと思いました。何より楽しかったのは、蓮華温泉でみんなと一緒に酒を飲んで山の話が出来たのが良かったです。

 

要望

 

グループで遭難者の救助トレーニングをした際に何をしていいか分からなかった、ましてリーダーが何を指示していいのかなど事前知識がないので、テキストにグループでの救助方法、各役割が何をするかなどを載せて欲しい。

この講習に参加するほとんどの人が知識が無いと考えて下さい。

最後に山行計画、宿の手配、往復の車の運転、集合場所など参加者に合わせてアレンジしていただきありがとうございます。

今後は実践を通じて、復習しながら安全確認し、パウダーをウハウハ楽しく滑りたいです。

 

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