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◆◆第二回実技講習◆◆
【山域・場所】 上越・かぐら 【日程】 2010年2月5日(金)夜~7日(日) 【目的】 深雪訓練
受講生4 A班
かぐらはドカ雪に見舞われて、講習内容の縮小を余儀なくされてしまいました。雪国で育った私でも、金曜の深夜など「これはちょっと」と思うほどの降り様でした(実はディープなパうパうを期待したりもしていたのですが)。激降りのため、講習初日の土曜日には、肝心のリフトが下の1本しか動かず、楽しみにしていた和田小屋の宿泊も「スタッフがあがれない」との理由で小屋がクローズされてしまいました、あらまぁ。そんなことでしたので、この日は、みなさんで一番下のゲレンデを数本滑って、民宿に引き上げることになりました。残念でしたが、天候には勝てませんので。宿に着いたらすぐにでも宴会か、と思いきや、なんと地図読みの復習授業が待っていました。すぐにでも飲みたいところを、ぐっと堪えて辛そうにしていたのは、受講生だけではなかったようですけれどね。
明けて日曜日、う~んやっぱり天気よくないですよ。動いているリフトを繋いで、1ロマ降り場から1高の降り場まではゲレンデをシール登行して、さてとそこからBCに突入してはみましたが、意外に積雪は締まり気味で板は思ったほどに沈まず、どうやらラッセル訓練もおあずけのようです。そして風雪も強まってきたことから、登り途中でUターン!と相成ったのでありました。やはり天候には勝てませんので。でも、下りでは少しパウを楽しめましたよ。講習の2日間、かぐらは荒れ模様でしたので、講師の先生方は行動の判断に御苦労されていたのではないか思います。受講生の我々も、ただ後ろをついて行くのではなく、実践講習でもありますので、このような荒天時にはどのような行動や判断をとるべきなのか、もう少し踏み込んで意見を出し合って、次の行動を考えてみてもよかったのかな、と思いました。以上かぐらでした。
受講生5 B班
2月6日夜のかぐらに向かうも、ここ何十年ぶりの大雪で高速道路も吹雪で先が見えないほどでした。さすがH谷講師の車は宿に一番早く到着しました。
1日目(2月7日)、かぐらのリフトが動かず、視界も悪くゲレンデで練習も半日で切り上げ、午後は読図等の学習となる。地図を雪山の悪天候の中でどのように使用するかをコンパスを使って学習する。Trekking Map Editorから磁北線入り地図のダウンロードが出来ることや尾根・沢の線入れるなど地図を加工して使うことを学ぶ。この日は和田小屋宿泊の予定が悪天候で小屋が閉鎖のため昨日と同じ宿となる。
2日目(2月8日) ゴンドラが動くも、第一高速リフトは稼動せず、ゴンドラを降りた所からシールを付けゲレンデをジグザグに登る。その後ゲレンデ外へ歩き出す。ゲレンデより傾斜がゆるく、樹木の間を歩くので気持ちが良い。しかし、途中シールがはがれガムテープで応急処置をしてもらい何とか登り切るハプニングも早々体験しました。雁ヶ峰コース行きは悪天候の為中止となり、全員シールをはずし、和田小屋近辺まで木々の間を滑り降りる。かぐらのゲレンデ外に出るのは初めてなので見慣れぬ景色に位置を確認すると共に、とにかく転ばないようにとの一心でゲレンデに何とか辿り着く。 このかぐら実習は天候が悪く、両日とも半日の自習でしたので、疲労困憊せずに下山できたのはこの時だけでした。 今回の実習では山スキーの道具や雪崩三点セットなど初めて目にするものばかりに加えて、未圧雪のところを滑るのも初めてでした。スキーの技術が未熟なため、ターンの度に転んでしまい講師の方々始め、受講生の皆様には何かとご迷惑をお掛けしてしまいました。無事実習を終了することが出来たのも皆様のお陰と感謝しております。ありがとうございました。
受講生6 C班
2月6~7日は深雪訓練の講習で場所はかぐらスキー場です。 天気予報では雪で覚悟はしてましたが当日湯沢のM紀は雪、三又の宿に行く途中の道路は2mの高さもあり雪の回廊になっていてなお雪が降っていました。 次の日、初日はかぐらの和田小屋までリフトで移動の予定がゴンドラがクローズのため、急遽仮眠した宿に泊まることに決定、私たちは三又のゲレンデで悪条件の風と吹雪とガスのなかでの深雪、悪雪ギルランテ、スイッチバック、キックターン、急停止など練習しました。リフトから見る光景は雪、雪、雪でゲレンデには沢山の人が深雪で転んで埋まっていてもがいているのが見える。私は山に入った時の場面を想定して滑りましたので、とてもいい体験になって良かったと思っています。今までは山に入って急斜面に立った時の不安がいつもありましたが、滑りの応用を教わりスイッチバックなどで途中までおりれば、ゆとりをもつて滑ることが出来ますので、緊張も和らぎます。 吹雪のなかでの講習も限りがあり、午後からは宿でGPSの使い方、地図の見方、尾根線、水線の入れ方など教わりました。
2日目も雪は降っていましたが風もいくらか穏やかになりゴンドラでかぐらまで行きリフトに乗りつぎ、途中のゲレンデからシールを付けビーコン確認、シール歩行、ラッセルの交代での登り方のコツ等教わりながら神楽の峰を目指していたがホワイトアウトと、気象条件が悪いとの事で途中からキックターン、木の葉おとし、等バリエーションを交えて下りスキー場に戻る。 ゲレンデでもガスで見えない斜面には所々吹きだまりもあって転んで起き上がるのも大変そうでしたので、私は勇気がないのでボウゲンで降りてしまったがもっと滑降技術を学び先生方の足元くらいまででいいからすこしでも近ずけるように努力して楽しく滑りたいと思っています。 山スキー学校の校長、講師の方達との熱い信頼関係があってこそ安心して受講できた事を感謝します、今まで何時も不安だった山スキーに知識と安全対策を学び自信がつきました、これ以来山に入るのも落ち着いて行動できるようになり自身に厳しく安全にスキー出来る様心掛けていきます。 最後に受講のなかで【 山は我々は遊ばせて貰っているといるとゆう謙虚な気持ちを持つ大切さ】【山を滑るには気持ちに負けたら滑れない】この言葉を大切にして山に入っています。たくさんの事を学ばせて頂いたこれは私の財産です。この機会を与えて下さった山スキー学校と所属してる会にお礼をいいたい、有難うございました。
受講生7 C班
2/5 夜かぐらへ向かうほどにボサボサ雪が降りまくり…「明日はやんでくれ~。」と願っていたが、翌朝も暴風雪で和田小屋へ行くリフトは運休…初の和田小屋泊は夢と消えた。残念…。 動いているリフトに乗り何本か滑り、ギルランデ・木の葉落とし・急停止・キックターンの講習して頂く。しかし、視界悪く風雪耐えがたく(?)昨夜の宿へ早々に撤退。のんびり各自昼食後、地図の読み方や地図作成の方法及びカシミールやGPSの使い方を実際にPCで操作しながら詳しく教えて頂いた。 その後は、もちろん楽しい宴会に…。
2/7 相変わらず雪・雪・雪…。行けるとこ迄ってことで、ラッセルシール登行のコツを教えて頂き交代しながら前進。先頭の時は、ガスガスでコース取り・ラッセル等心身共にドキドキした。その後シールを外しての滑走。 圧雪したゲレンデとは違いふわふわの雪…みんな童心に戻り『ヒャッホ~』等と叫びながら滑り降りて行く。上手く滑れなくても楽し~い♪上手く滑れればもっともっともっと楽しいはず!! 教えて頂いたことを実践し精進し、満面の笑顔で滑走できるようになりたい。山スキー最高~♪♪
TYG講師・スタッフのみなさま、優しい笑顔・温かい眼差し・楽しいトーク・経験豊富な知識・和やかな宴会…とても心強く心地良かったです。手取り足取り根気よくお付き合い頂き本当にありがとうございました。学校に参加させて頂いて、自分自身のスキー技術をアップさせなければみんなと一緒に楽しめないと痛感しました。もっと楽しむために地道な努力をしてみようという気にさせられました。次回お逢いできた際にはもう少しましになっていたいと思います。 7期のみなさまみなさま、個性豊かで楽しかったです。この出逢い大切にさせて頂きたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いします! |