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◆受講生Gさん◆

 

第一回実技講習 栂池高原 2013.01.18-20

 

1日目

曇天の中、宿の近くの湿原にてビーコン練習を行う。まずは操作法を教えていただき、男女班に分かれて捜索実施。先生が埋めてくれたビーコンを探す。近くまではすぐに到達できたけど、その後正確な位置を探すのに手間取った。女性班は3名だったが、私はかなり落ちこぼれ気味、、ヤバイ、初日からダツラクか?

午後は模擬演習。先生の寸劇により幕は開ける。まずは半埋没で瀕死の先生を救助して状況聴取。ビーコン装着者1名と、ビーコン非装着者1名を探すことに。教えに従い、消失点と思われる場所から捜索。ビーコン装着者についてはなんとか発見、次にビーコン非装着者を捜索開始。こちらも講習内容に従い消失点と遺留品を結んだ線上を雪崩の終了点に向かって探し出す。とは言っても、ゾンデでの人海戦術なので結局タイムオーバー。総評で木の周り、雪崩終了点あたりが濃厚、と教えて頂く。なるほど、と思ったが正直ビーコン非装着者の救出は、現実的にはほぼ不可能と悟る。ありがたやビーコン。実技講習後、宿にて夕方からみっちり2時間S山講師による雪崩講習。皆かなりやばい状態だったが、平然と高いびきをかいていた受講生が1名いたことは伏せておく。夕飯時から盛大にお酒を頂き、2次会、3次会、なかなか終わらなかった(終わらせなかった)が、翌朝、顔色の悪いM橋講師とK田受講生については自己責任ということで。間違っても私のせいではありません。

 

2日目

栂池ゴンドラに乗ってゲレンデトップへ。ここから雪崩斜面についての説明を受けながら早大小屋の上までハイクアップし、CTの講習。ピット堀の実習をする。慣れてくれば10分以内、とのことであったが、先生に手伝って貰いながらも、ゆうに30分以上は軽くかかったと思う。スノーソーについては購入必須と認識。スキージャンプテストは顔色が悪いながらジャンプするM橋講師の実技を見学。それからゾンデ差し人体実験で人間をつついたときの感覚を実体験。座布団みたいと聞いていたが、そんな感じですかね?しかし顔面や首やら刺さりどころが悪いと、せっかく見つけてもアウトになるか?手加減が必要です。後半はまた模擬捜索講習。何も聞いていなかったので、子供の人形が現れたときは息を呑んだ。こんな小細工をされているとは恐れ入りました。やはりビーコン非装着者はまったく発見できず。持たない人は山に入るべからず。第一回講習会は覚えることが盛り沢山でした。

以上

【第4回実技講習 鍋倉山雪洞講習  2013.03.01-03】

 

1日目

雪洞はかなり久々だったので、行く前から大変楽しみにしていた。勿論講師プロデュースの夕食も期待満々。当日は天候も悪く時間の都合もあり、都立大山荘直上にて雪洞作成。3班其々個性のある雪洞が出来上がった。わがC班はH谷講師のもと、当初の目標である「大きな雪洞作製!」を班員が忠実に守った結果、無駄に大きすぎる雪洞が完成した。それほど大きな雪洞にもかかわらず、トイレが設置されなかったのはうちだけだったが、こういう時は体内予備タンクが出現することになるので、なんとかなるもの。雪洞のコツは、なるべくブロックで切り出すこと、と習う。なるほどこうすると排出作業がラクだった。そんな訳でやっぱりスノーソーが大活躍。必携です。約3時間の労働後、大邸宅で宴が始まる。H谷講師お得意の?網焼き大会。ピーマンが丸ごと食べられるとはびっくり。美味しかったです。網焼きってステキ!と思ったけど、テントでやったら大変なことになるか。大会も一段落し、ようやくS水講師プロデュースの中華鍋。中華鍋ってなんだろう??と思う方は直接講師にお尋ね下さい。野菜たっぷりでとっても美味しかったです。先生方、ご馳走様でした。暫し、ごま油談義。値段=味香りの良さと知る。いろいろ勉強になります。そしてまた網焼き大会が地味に再開。外は吹雪。襲撃者も、襲撃する気力も無く、パック酒と貝ヒモのもと、静かに夜は更けていくのでした。

 

2日目

雪は降っているものの、まあまあということで鍋倉山に向け班毎に出発。CTも実施。ピット堀もこれで4回目。多少手際よくなった気がしてウレシイ。沢沿いは危ないと言うことで、地図を見てコースを確認。GPSなるものを初めて見せて貰ったが、すごい!アナログ人間にはかなりびっくり。世の中進化していますね。ラッセル交代しながらボチボチ登っていく。途中アイスバーンもあり、頂上まであと少し?のところで時間切れ。うーん、残念。来シーズンリベンジしよう。CTをして、滑降開始。どこもかしこもパウダー!でみんな大満足だったが、雪洞掘りが尾を引いて、一人疲弊していた受講生は誰でしょう?さて早いものでもう講習も後半戦。ようやくゲレンデを離れた講習でした。やっぱり外は楽しいです。山は登って良し、滑って良しですね。

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◆受講生Bさん◆

 

【第1回講習 栂池高原 2013/1/19~20

 

今回の講習は主にビーコン操作、弱層テスト、雪崩レスキュー、シール走行でした。

1日目の午前中はビーコン操作でしたが、ビーコン操作は別で少し習っていたので電磁波の特性など何となくわかっていましたが、どうしてもクロス法で、時間がかかってしまうので、もう少し要領よくできるようなりたいと思います。また午後からグループで雪崩遭難者に遭遇したと仮定し、捜索するレスキュー練習を行いましたが、リーダーなど決めて役割分担し、効率よく捜索することを学びました。その時に確認する事項やどんな場所に埋没しているかなど学びました。1回目より2回目の方が要領よくできるようになりましたが、プローブで捜索する時、硬いもの(板や金属等)に当たればいいですが、ザックなどでは感触がわからず、見落としてしまったのでとても難しいと思いました。

 

2日目は弱層テストと実践的な雪崩レスキューを行いました。前日も少しシール歩行はしましたが、前日よりも長くシールで歩き講習の目的地に行きました。歩行時にポイントで、どんな場所で雪崩が起きやすいか、起きやすい場所での注意点など学びました。目的地に到着するとCTテストを行いましたが、本では見たことがありましたが、実際に自分で行ったのは初めてだったので、とても勉強になりました。スノーソーが思った以上に雪を切ることができたのでびっくりしましたが、まっすぐ切るのがやや難しかったです。またスコップの使い方が上手くできず時間がかかってしまい、評価も講師の方がいなければ判断が難しいところがありました。スキージャンプテストは見たのは初めてだったので貴重な経験でしたが、なかなか実際に実施するのは大変そうに感じました。スキージャンプテスト後に人が入れる穴を作成し、上からプローブでさして埋没者の感触を試すことができましたが、人が奥深く埋まっているのもあり、昨日のザック同様わからず難しかったです。

その後、より実践的な雪崩レスキューということで、受講者全員のグループが、雪崩遭難者に遭遇したと仮定し、レスキューをするのを行いました。まさか奥深くに人形が埋まっているとは思わなかったので、掘り出すのが上手くできずにとても大変でした。見学するのと実施するのでは大違いで、探す以上に掘り起こすのがいかに大変という事を学びました。これが実物の人間だと思うとさらに時間がかかりそうです。ビーコンの無いのは昨日同様に時間内に捜索することができなかったので、ビーコンの重要性も学びました。この日の雪崩レスキューは昨日以上に実践的で本当に良い講習だったと思います。

最後にお待ちかねのオフビステを滑りましたが、暖かく時間が午後だったので雪が重かったのと、テレマークでのオフピステの滑走の経験がまだ少なかったので、あまり気持ちよく滑れませんでした。次回の深雪講習でリベンジしたいと思います。

 

【第2回講習 みつまた・かぐら 2013/2/2~3

 

今回は深雪滑走訓練ということで、オフピステを滑りたい私はとても楽しみにしていました。しかし天気予報が雨・・・。2月のかぐらで雨とは信じられないです。1日目の朝はまだ雨が降っていませんでしたが、気温はかなり暖かく、まるで春スキーの陽気でした。天気がもってくれればと思いましたが、しばらくすると雨が・・・。雨の中のスキーは最悪です。とはいうものの、山ではごくあり得ることなので、文句は言っていられません。オフピステのバーンを滑ってみましたが、板が滑らず止まったり、完全湿雪状態・・・。ゲレンデではなんとかテレマークターンができるようになりましたが、この雪では完全お手上げです。なんとかアルペンターンで転ばずに降りる事だけ考えて滑りました。圧雪したバーンでもブレーキがかかる雪だったので本当に良くない状態でした。途中、第1高速リフトの上の方からシールを付けて登ってみましたが、「そういえば2月から第5リフトがオープンしたので、わざわざシールを付けなくて登らなくても良かったよね」なんていうオチもありました。しかし登ったおかげで第5リフトから田代方面に滑るコースから若干外れており、まだ雪が踏まれていなかったので、滑りはともかく、そこは練習になり、ゲレンデ外の雰囲気を楽しむことができたのでよかったです。

こんな状態だったので、いつのまにかゲレンデでM橋講師テレマークスキーレッスンになりました。あまりテレマークを習ったことがなかったので、このレッスンはかなり良かったです。まだまだ小回りはおぼつかないですが、コツが少しわかったような気がしました。私の班はテレマーク班で4人でしたが、いつもはアルペンスキーヤーの中、1人テレマークで滑っていたので、多くのテレマークの人達と滑ることができ、とても楽しかったです。

 

2日目は、昨夜から雪に変わり、朝には雪が積もっていたので、今日こそは新雪を楽しめるかもと意気込んで行きましたが、昨日の雨で下は固く、ところどころ若干雪が積もった感じのバーンでした。雪が固いか、新雪かは見た目上わかりにくく、滑ってみないとわからない状態でした。とりあえず、第5リフトに乗って滑ることになりましたが、その前に、CTテストを実施し、復習をします。少し忘れていたところもあったので、何回か実施しないと覚えないので繰り返しが必要だと思いました。土曜日よりは状態はまだよかったので、昨日はまったくオフピステではテレマークターンができなかったので少しチャレンジしてみましたが、やはりなかなかできません。早くオフピステでも軽やかなテレマークターンができるようになりたいです。オフピステに入って、練習あるのみです。この日はいろいろオフピステを探しに、場所を移動しましたが、一番よかったのが第5リフトから田代方面へ行くコースでした。

次回もみつまた・かぐらなので、今度こそは良いコンディションで滑れればと思います。

 

【第3回講習 みつまた・かぐら2013/2/16~17

 

今回の講習は深雪総合訓練という事で雁ヶ峰や神楽ヶ峰まで行く予定でしたが、1日日は寒波の影響で、雪、風が強い状態でした。とりあえず1日目夜は和田小屋泊なので荷物をデポしに和田小屋まで向かいましたが、ロープウェイ、ゴンドラはなんとか動いていたので和田小屋まで行けましたが、その上のリフトは止まっているのもチラホラ。目的地まで行かないまでも、シール登行練習も行いたいので、リフトで行けるところまで行き、その後はシールを付けて登ることに。

今回は今までのように天候が比較的良かった時とは勝手が違いました。悪条件でシールを付けるのは今回が初めてだったのでだいぶ苦戦し、ゆっくりしているとあっという間にシールに雪がつき、粘着力がなくなっていきます。とりあえず物を飛ばされないように、シールを早く貼るよう頑張りましたが、時間が少しかかってしまって粘着力がなくなり、シールがスキー板につきません。どうやらこれではいけないようなので、講師に伝えテーピングで貼ってもらうことに。条件が悪い場合は、いかに早くシールが貼れるかが重要になることがよくわかりました。他の生徒もみな苦戦していて、テーピングにお世話になる人は結構いました。もし貼れなかった場合も考え、ガムテープやテーピングなども持っていった方がいい事も学びました。何とか皆シールが貼れたので、シール登行に入ります。しかし風が強いせいか登りも苦戦しました。途中シールがはがれてしまう人もいて、なかなかうまくいきません。またまったく風を遮るものがなかったので風で体が思うように動かず転倒する人もでてきました。さすがにこれ以上、上に行くのは難しいと判断し、シールをはずし戻ることに。横に少し木が生えているところがあったので、そこで風を遮り、シールをはがすことになりましたが、そこまで行くのも一苦労です。ここでも物が飛ばされないように慎重に、尚且つ手短に剥がします。なんとか無事剥がすことができましたが、ザックの開け口をあまり閉めなかったせいか、ザックの中に雪がたくさん入ってしまいました。悪条件ではいろいろと不具合が出てきます。また、風でなかなかうまくシールを剥がせない人もいて、その間待機していたら、顔が痛くなってきました。帰ってみると凍傷になっていたので、驚きました。こんなに簡単に凍傷になるとは思っていなかったので、悪天候の時は充分に注意しなければならないことがわかりました。今回はゲレンデ内だったのでこの程度で済みましたが、山の中に入っていたなら、この程度では済まないので、改めて雪山の怖さを実感しました。いい教訓になったと思います。

結局この日は天候が回復せず、みつまたの下のゲレンデで滑ることになり、すこしコース外にはいり、オフピステの滑走練習をしました。やはり悪天候ですが、膝上まで雪があるところもあり、楽しかったです。初めはテレマークで膝上までの雪の中に入ったことがなかったので、どうなるか心配でしたが、テレマーク姿勢で滑れないまでも、アルペンターンなら何とかなることがわかったのでよかったです。また出だしがかなりの急斜面だったので、このような場所に入ったことがない人は怖かったと思いますが、皆なんとか滑り切ることができました。

 

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2日目、和田小屋に泊まったのでファーストトラックを滑りました。この日も朝は雪でしたが、前日ほどひどい状態ではなく、予報ではこれから徐々に回復との事でした。20cm位積もったので、新雪を堪能できました。和田小屋に泊まったのは初めてだったので、このファーストトラックは病みつきになりそうです。だんだん人が増えてきましたが、新雪部分がまだ残っており、新雪を滑る条件にあたることが少なかったので、もう少しゲレンデの新雪を滑りたかったのですが、ここは残念、おあずけになりました。講習に入りハイクアップします。昨日ほど天気は悪くなかったので、シールは問題なく付けることができ、第5リフトまで登り、初めにCTテストを行いました。私は今回でCTテスト3回目なので、だいぶ要領よくできるようになってきました。テストの結果は問題がないようなので、田代方面の新雪を滑ります。CTテストをしている間に第5リフトがオープンしてしまい、他の人に新雪を滑られて無くなってしまうかと気が気でない状態でしたが、膝下のパウダーを堪能できました。この日はハイクアップを3回し、この田代方面と反射鏡付近を滑りましたが、反射鏡付近は初めてでとても楽しいコースでした。ハイクアップ3回行ったのでだいぶ慣れてきて、またキックターンなども教えていただき、勉強になりました。

雁ヶ峰や神楽ヶ峰には行けず残念でしたが、悪天候やハイクアップの練習など内容の濃い講習になりました。

 

【第4回講習 2013/3/2~3 鍋倉山 雪洞泊

 

今回は雪洞・ビバーク訓練で、鍋倉山に行きました。前夜泊で行きましたが、前夜にアクシデントがあり、予定では鍋倉山上部に雪洞を作る予定でしたが、急遽、都立大小屋付近に雪洞を作ることになりました。最近寒さに弱くなってしまったので、悩んだ末、かなり厚いシェラフを持参したので荷物がとても多くなってしまい、80Lのザックで行ってしまいましたが、さすがにこれは重かったです。都立大小屋までは近かったので担げましたが、上部までこれを運ぶとなると、かなり大変な状態になっただろうと思います。荷物の軽量化がなかなかできないので今後の課題です。

1日目の天気は雪でしたが、前回のように風はなかったので、まだましな状態でした。今回の雪洞はさておき、雪の時期に外に泊まるのが初めてで、どうなるのか期待と不安でいっぱいです。3班に分かれ雪洞を作りましたが、2つの班は4人でしたが、私の班は3人で人数が少なく大変でした。雪が降っていたので、雪洞が完成したら外にはなるべく出たくなかったのでトイレも作りたいとお願いし、トイレ付の雪洞を作りました。班の講師はM橋氏だったので、まずはM橋氏が雪を掘り出すところを見学します。さすが慣れていて1回で掘り出すブロックの量が多く、とても早かったです。雪洞は2か所から掘り出し、トンネルでつなげる方が効率が良いので、なんとなく雪の掘り出し方がわかった段階で、M橋氏が掘った3m少し離れた場所から受講生も掘り出しを開始しました。やはりスコップの扱いがまだまだなので、M橋講師のようにはいきません。1人が掘り出した雪を外に出す役割、2人は掘り出す人になって作業しました。掘り出した雪を外に出すのはまだ何とかなりますが、堀り出す側になった時は、ブロックが小さくなってしまって、なかなかうまくいきません。でもM橋講師の作業を時々観察したり、実際にやっていくうちに、だんだんブロックが大きい状態で掘り出せるようになり、最後はコツがわかってきたような感じでした。また雪洞はただ掘り出すだけでなく、水滴が落ちないように天井を若干山のような形にしてならしたり、また床も水平にしないと座る時にテント以上に滑って人がよってしまうので、いろいろ工夫が必要なことも学びました。結局3班とも大きな雪洞を作ることができましたが、なんだかんだ完成するのに3時間もかかってしまいました。完成したころはかなり疲れました。

その後は各班で夕食を作り始めます。私たちの班は餃子とホエー豚のしゃぶしゃぶでした。お昼をまともにとっていなかったのでとてもおいしかったです。ゴマダレを忘れてしまうハプニングがありましたが、他の班も鍋だったので、タレをもらうことができよかったです。雪洞で食べる鍋物は本当においしく感じました。また、暗くなるとろうそくで明かりを灯し、とても雰囲気がよかったです。

夜はかなり雪が強くなりましたが、私たちの班はトイレを作り、トイレの高さも人が立てるくらいの高さだったので、かなり快適でした。鍋とお酒を堪能し、結局この日は21時過ぎに就寝しました。

次の朝、5時起床の予定でしたが、少し寝坊し、5時20分に起床となりました。初め雪洞は良かったですが、さすが雪洞内は湿度100%でシェラフもザックもかなりの濡れ具合です。シェラフカバーをしていても濡れてしまい、それが気になってあまり眠ることができませんでした。濡れたせいか少し寒かったのです。やはり雪山の外泊は私にとっては若干大変でした。慣れが必要に感じました。

2日目は曇りで雪洞に荷物をデポして鍋倉山まで行くことに。ただ時間に制限を付けて10時までに登れなかったら引き返すことになりました。途中CTテストを行いましたが、スコップが凍ってしまい、取手をつけることができません。まだまだ道具になれておらず、不具合の時の対応がわかっていない状態なので、覚えていきたいです。また今回シール登行で凍った場所もあり、登りで難しいか所があったので、こちらもスムーズに登れるように、またクトーを使用して登る練習も必要と感じました。登りで凍っているところで苦戦したのもあり、10時までに鍋倉山山頂まで行くことができず、途中から引き返すことになりました。下りはやはり最高で、パウダーを楽しむことができましたが、あっという間に終わってしまったのが少々残念でした。

今回雪洞泊は初めてで、濡れて寒かったりと大変なところもありましたが、山スキーをするにあたって、ビバークになる可能性もあるので、体験することができて良かったです。また、もう少し、道具をうまく扱えるように頑張っていきたいと思います。

 

【第5回講習 2013/3/23~24 栂池自然園~天狗原~蓮華温泉~木地屋

 

今回は卒業山行で、天狗原~蓮華温泉~木地屋に行きました。講習の集大成で自立したスキーヤーを目指すという事で、受講生を2班にわけ、受講生たちで計画書から作成しました。10期生はあまり天候に恵まれずゲレンデの少し外れを滑っているような講習が多かったので、最後は天候のいい状態で、これぞ山スキーという山行を期待して行きました。

 

1日目朝、ゴンドラ乗り場から空を見上げると、山の上部はガスがかかっていたので、あまり良くない状態でした。最後もあまり天気には恵まれないのかと少しがっかりしながら、ゴンドラ、ロープウェイに乗っていましたが、なんとロープウェイ上部はちょうどガスがきれて、晴天になっていました。これはラッキーです。

ここからは2班にわかれて、行動をしました。リーダーが音頭をとって、ビーコンチェックを行い、ハイクを開始します。下の方とは違って本当に良い天気になったので初めは気持ちよくハイクアップをしていましたが、先頭のペースが速いのと、少し病み上がりのせいか、私一人遅れてしまいました。もともとハイクアップが苦手でしたが、ある程度のハイクアップのスピードがないと迷惑をかかるので、もうすこし体力とスピードが必要に感じました。

1時間ほどで天狗原に着きました。ここは風がすこし強かったので、休憩もそこそこで振子沢へ向かいます。天狗原で平らな部分が多いので、初め天候が悪いと振子沢の入り口に入るのが難しいかと思っていましたが、天候がよく、マークがついていたので問題なく行くことができました。ただ天候が悪い時も考え、山スキーをするには地図読みは重要だと再認識しました。

振子沢上部でCTチェックを行う予定でしたが、雪が固くて掘れません。安定ということで、蓮華温泉に向かって滑って行きます。ここ数日暖かく春の陽気で湿雪部分も多く、板が滑るところと滑らないところがあり、コース的には楽しかったですが、雪質的にはテレマークでは滑るのが難しかったです。テレマークのM橋講師が今回参加できなかったのですが、参加していたらテレマークで滑らないと突っ込みが入りそうで頑張ったかもしれませんが、いなかったことを理由にアルペンターンに逃げてしまいました。

途中、やはり受講生とのことで、講師のH谷氏からCTチェックしたほうがいいのではとチェックが入り、雪が掘れそうなところでCTチェックを行いましたが、ハードで問題ありませんでした。蓮華温泉までの道のりは1か所、間違って谷へ滑ってしまいそうなところはありましたが、後は初めてでも晴れて視界が良ければ、問題なく滑れるコースでした。最後に1か所高度の高い橋で1名転んでしまい、ヒヤっとするところがありましたが、無事蓮華温泉に到着でき、1日目を終了しました。

蓮華温泉では、硫黄の温泉を堪能でき、また私たちの班はサプライズで卒業山行ということで、講師の先生達の御礼をかねてケーキを出そうと、現地でショートケーキをつくりました。とてもよろこんでくださり盛り上がって本当に良かったです。

 

2日目、この日も朝から快晴。山スキー日和です。本当に天気が良かったので、出発前から写真撮影をして楽しみ、7時半に出発。春の陽気でシール登行はかなり暑かったですが、急登は1か所しかなかったので、楽しみながら登行をしました。急登では今回初めてクトーを試してみましたが、思った以上に直登でき、またクトーがある人とない人ではかなり登るのに差があったので、クトーを購入しておいてよかったです。春先は雪が固くなるので、クトーは必要に感じ、またハイクアップの苦手な私には安心感がありました。角小屋峠の尾根でも無風の晴天でGWのような陽気で気持ちがよく、北アルプスの山々の景色が本当に綺麗に見えました。雪質は昨日以上に滑っていると、途中止まってしまう湿雪だったので難しく、やはりテレマークターンでは滑ることができず、アルペンターンに逃げてしまいました。また、直滑降でハイクアップの距離を稼ごうと滑ったところ、この雪のおかげで、つんのめりウケを狙っているかのように転倒してしまい、笑われてしまいました。やはりテレマークではまだまだなところが多いので、もう少し練習してどんな斜面でも滑れるように頑張りたいと思います。

2日目もCTチェックを行いましたが、やはりハードで問題ありませんでした。だいぶ卒業山行あたりになると要領よくできるようになったかなと思いましたが、最後プローブの袋を飛ばしてしまい、まだまだというようなオチがありました。2日目のコースは地形図ではランドマークとなるものがなく、わかりにくそうに感じましたが、マークがでていたので、問題なく滑ることができ12時すぎに木地屋に到着しました。今回の山行は本当に天候に恵まれ、最後の卒業山行にふさわしい、楽しい山行となりました。

今回この山スキー学校の講習に参加させていただき、講師や受講者のみなさまには大変お世話になりました。今回の講習が終わってすぐに自立して山スキーに行けるような状態には程遠いですが、違ったスキーの楽しみ方や、未熟な部分も知ることができ本当によかったです。とくにテレマークについてはあまり教わる環境がなかったので、大変勉強になりました。山や雪崩など気象に関する知識やレスキュー、地図読みなどまだまだな部分も多いですが、ここで終了するのではなく、これをきっかけに勉強していき、どんな斜面でも滑れて楽しめるスキーヤー目指して頑張り、いずれはパウダーが思いっきり楽しめる場所へ行って思う存分滑りたいです。本当にありがとうございました。

 

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◆受講生Fさん◆

 

 第3回実技講習 深雪訓練 かぐらスキー場

 

(1日目)

●踊り出すシール

この日は午前中からアクシデント発生。かぐら第1高速リフトを降りると風雪が舞っていた。体感温度が下がってかなり寒い。シールをつけるべく準備に入るが、接着面があっという間に粉がふいた様な状態になってしまい、スキー板に張り付けようとしても全く張り付かない。しまいには風にあおられたシールがスキー板の上でバタバタと踊り出す始末。講師がテーピング用の布テープをスキーの前後2か所で巻き付けて「応急措置」してくださったものの、歩き出すとすぐにシールが外れてしまってどうにもならない。当方、ハイクアップ断念を余儀なくされ、講師2人に付き添われて和田小屋に退避した。前途多難な幕開けーー。

●信じちゃいけない「うたい文句」

他の受講生もシール貼りに苦労していたが、当方の初歩的ミスはシールを丸めたままとはいえ袋から出して裸のまま外気に触れさせてしまったことだ。加えて、購入したGEKKO製シールがうたい文句とは違って低温下の風雪下では全く用をなさなかったことも想定外だった。道具選びはスキーに限らず難しい。経験を積めば自分の技量や用途に合った道具を選べるようになるのだろうが、初心者は経験者にアドバイスしてもらった方がいい。とりわけスキーの上手い下手とは関係がないシールのようなものはグリップ力、粘着性、使い勝手のよさなどを十分吟味して選ぶべき。当方は後日、ブラックダイヤモンド製のシールに買い替えた。取り扱う際、GEKKO製シールよりも神経を使う必要はあるものの、その後は一切トラブルが起こらなかった。シールは山スキー学校のオリエンテーションで話を聞いてからお店に行くことをお勧めしたい。

●転んでもただでは起きない!?

午後は和田小屋からみつまたエリアまで高度を下げて深雪講習へ。ここでもスキー初心者といっていい当方は四苦八苦。圧雪されたゲレンデと未圧雪のオフピステではスキー操作にかなりのギャップを感じた。講師から「スキーは板の真ん中に乗る」、「両足をそろえたままスキーを操作するように」などとアドバイスされるが、スピードの変化や微妙な起伏にうまく対応できず、後ろに飛ばされたり、前につんのめったり。パウダーだから転んで怪我する心配はないとはいえ、傾斜がないところで転ぶと今度はうまく立てない。スキーの先端がヘンな方向に潜り込んでしまうと、それこそ万事休すだ。講師に引っ張ってもらったのも2度や3度ではなかった。「転んでもただでは起きない」男にはなれなかった。深雪では回り込まず直線的に滑るように、スキー板をリズミカルに踏んで方向付けをするようにと言われても、感覚がつかめずギクシャクした滑りが続いた。

●なるほど・THE・シール講習会

和田小屋の夜は講師部屋でシールの貼り方講習会が開かれた。シールは貼る直前まで袋に入れておいてなるべく外気にさらさない。収納する際に使うあて紙をつけたままシールをスキー板に貼ってから、あて紙を横から引っ張り出すようにしてはがすやり方などを教わった。感心することしきり。山スキー関連本は何冊か斜め読みしたが、裏技的なテクニックは書かれていない。講習会のメリットの一つはこうした実践的なノウハウを学べることにある。その後は車座になっての酒盛りと「○○談議」が深夜まで続いた。当方、途中から爆睡したので記憶がほとんどないが、「愛」とか「誠」とか「人」とか「色」とか「空」とか、何やら深遠な話題だったらしい。

 

(2日目)

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 ●朝一のファーストトラック

この日は風雪も収まり、朝一番でファーストトラックを狙うことに。上手な受講生はどんどん滑るが、当方は深雪にスキーを取られて転倒。急斜面でも縦よりも横に滑ってしまうからしばしば止まることに。講師の方をはじめ皆さんには迷惑のかけ通しだった。

●スキーラッセルは花魁道中のように

ゲレンデを滑った後はシールを付けてハイクアップ。ジグザグ登行する際の方向転換や、花魁道中をまねたラッセルの仕方などを学び、かぐら第5ロマンスリフト上部に。ここで3組分かれてシャベルコンプレッションテスト(CT)を実施。モデレイト(10~20回)で亀裂が入ったが、不規則な形だったことから滑走のゴーサイン。このときはヘロヘロした滑りながら何とか転倒せずに集合地点に到着。ほんのわずかだが、スキーの先端が浮き上がる感触をつかむことができた。

●収穫は深雪への慣れ

再びハイクアップで別の斜面に。講師が受講生1人1人の滑走姿をビデオに収める中、ノートラックの斜面を気持ちよく滑る。といっても、スキーを回す際のタイミングがうまくつかめず、相変わらずギクシャクした滑り。その後は下った谷を向こう側に登り返す格好で山上の「反射板」がある地点に。巻機山などがはっきり見える中で昼食をとった。気持ちがいい時間。これもスキー登山の醍醐味の一つだろう。最後の下りも悪戦苦闘しながらも何とかこなしたが、みつまたロープウェー直前のオフピステで大転倒。まだまだ余計なところに力が入っているためか、最後の方は足がガクガクになってしまった。遅々たる歩みかもしれないが、深雪の感触に慣れてきたのが収穫だった。

 

第5回実技講習 総合滑走 蓮華温泉ツアー

 

(1日目)

 ●前泊は畳にゴロ寝

早いもので最終の実技講習会。前日深夜、栂池ゴンドラそばの鷲の屋着。経費節減のため布団は使わず畳にそのままゴロ寝するが、疲れがたまっているせいか結構寝られた。翌朝は行動開始時間が若干前倒しされ、ゴンドラ、ロープウェイを乗り継いで栂池自然園へ。一昨年の9月、ここから天狗原、白馬大池を経て白馬三山、そして唐松岳から五竜岳まで2泊3日の日程で初めて単独縦走したことを思い出す。そのときは自分で山スキーをやるなんて想像もしていなかった。

 ●直登で汗だくに

A班は女性リーダーを先頭に行動を開始。天狗原まで高度差約400メートルの雪原を登り始める。この週末、東京では桜が満開・見ごろ。例年と比べて桜前線の北上もかなり早いようだ。山国もすっかり春めいてきた。とにかく暑い。フリースジャケットを脱いでも「直登」に次ぐ「直登」ですぐに汗だくとなる。途中で当方が先頭に立つ。少し楽をするため、ジグザグ走法に切り替えた。平坦地に出ると、白馬・乗鞍岳方面に向かっているパーティーが左手方向にたくさん見える。いつの日か乗鞍の大斜面をパウダーで滑ってみたいが、そんな日は来るのだろうか。

 ●「横滑り」が頼り

祠前で小休止後、平原を横断して滑走ポイントへ。風がかなり強い。弱層テスト(CT)は少し下降した地点で行うことにしてシールをはずす。「ドロップイン」という言葉通り、軽やかに飛び込めればカッコいいが、当方そんな技量はなく「横滑り」を多用して慎重に下る。CTの結果、「ハード」でも大きな亀裂が入らなかった。雪は硬く、これはこれで滑りにくい。大転倒しないことだけを心がける。

 ●難しかったトラバース

天狗原から蓮華温泉までは古典的なルート。ピンクテープがかなりの密度で木々に巻きつけてあるから、吹雪にでもならない限り道迷いする恐れはなさそうだ。しかし、晴天時であってもピンクテープやトレースがなければ地図だけを頼りにして下れるかどうか。沢まで下らないでトラバース気味に進む部分が結構長く、コースを間違えたり、高度を下げすぎると元に戻るのが大変だからだ。滑落するとヤバそうなところも数か所あった。講師はスイスイ進むが、こちらはおっかなびっくり。前走者との距離がすぐ開いてしまう。技量、経験の差は大きい。

 ●夕食前のサプライズ

蓮華温泉に無事到着。まずは温泉につかってリフレッシュ。A班は女子を中心に夕食前のサプライズを準備する。当方も材料の一部を荷揚げしたが、講師の方々に喜んでいただけて何よりだった。夜は恒例の哲学談義。こちらは例によって爆睡。「愛」と「誠」、「愛」と「人」、「愛」と「欲」……。参加者によると、話はいつも以上に盛り上がったようだ。

 

(2日目)

 ●朝一でスリップ

泣いても笑ってもあと1日。天気は快晴。小屋前に立つと、朝日に輝く北アルプスの最北端、朝日岳から雪倉岳、白馬岳に至る稜線がドーンと迫ってくる。一昨年夏、2泊3日の行程で富山方面から朝日岳に登り、栂海新道を親不知まで下ったことを思い出す。昨日通って来た道を逆走し、最初の橋を渡って登り返す。ここが要注意ポイント。2番目に取り付き、途中、先頭が行くコースを外れて方向転換したところまではよかったが、斜登行する途中でスリップして片方のスキーを外してしまった。講師と仲間にスキーを一本ずつ持ってもらって何とか窮地を脱したが、単独行動だったらどうにもならなかった。

 ●初めてクトーを使う

ヤッホー平に滑り降りるポイントに到着。他のパーティーもいくつかあって、次々にドロップイン。滑りは相変わらずだが、何とか下りきった。その後、ヤッホー平まで登り返し、そこから先はほぼ平坦な車道を栂平へ。本日2つ目のポイント、角小屋峠までの急登を前に初めてクトーをつける。朝一でスリップをやったから、一歩一歩慎重に歩を進めたが、詰めのクマザサ地帯を突破するのに難儀した。コース取りがまだまだ甘いことを痛感させられた。

 ●連写された決定的瞬間

角小屋峠からは雪倉岳、朝日岳、そして栂海新道の一部をなす稜線がよりはっきり見える。日射しは強いが、コンディションは最高。苦労して登ってきた甲斐があった。CTも前日同様、ハードで問題なし。後はウド川、ワサビ沢に向かって高度を下げ、広葉樹林帯をゆるやかに下っていけば目的地の木地屋に到着する。気を抜いたつもりはなかったが、広葉樹林帯でツリーホールに落っこちそうになった。尻餅をつくような形で転倒して事なきを得たが、講師に決定的瞬間を連写されてしまった。次のアクシデントは小さな池の上を横断している途中で頭から前のめりに転倒してしまったこと。スキーを何かに引っかけたらしい。心の準備が出来ていなかっただけに自分でもびっくりした。2日目も後半になって右ひざに力が入らなくなっていたから、この影響もあったと思われる。

 ●「いまでしょ!」

木地屋に到着した時は、正直ホッとした。マイクロバスで栂池に戻り、そこから講師の車に分乗して帰京した。日帰りの山歩きから山小屋を利用した北アルプス等の縦走、テント泊と進み、夏山だけでは飽きたらなくなって冬山にも手を伸ばすようになると、自然と山スキーが視野に入ってくる。自分の経験に照らすと、山スキーをやろうかどうか悩んでいる、いつやればいいのか、と悩んでいる方がいれば「いまでしょ!」と言いたい。スキーの技術が心配で申し込む際にちょっと躊躇したが、講習会に参加して本当によかった。講師の皆さん、同期生の皆さん、いろいろありがとうございました。

 
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◆受講生 Aさん◆

  1. 【第3回 かぐら深雪講習

3月1日 深夜、各車にてかぐら民宿に到着

3月2日 0800 ゴンドラ乗り場出発

0900 和田小屋 荷物デポ

0930  ゲレンデにて滑走練習

1300  悪天候のため、和田小屋に戻る

和田小屋にて宿泊

シール脱着についての座学講習

3月3日 0730  和田小屋出発

ゲレンデ、オフピステ滑走・ハイクアップ練習

1200  反射板上にて休憩のち滑走

1330  和田小屋

1430  スキー場駐車場到着 帰路につく

感想

講習初日は吹雪のため、視界も悪く思うように滑ることができなかった。また、シール登高するも、シールが板に接着せず苦労した。小屋にて、吹雪の時でも効率よくシールの脱着をする方法を講師の方々に教えていただいて、とてもためになった。

2日目は、天気が徐々に回復し、恵まれた条件で第5ロマンスリフト下の斜面でのハイクアップと滑走の練習を行うことができた。反射板からの眺めが大変すばらしかった。

【第5回 蓮華温泉 卒業山行

行動記録

3月22日 深夜 各車にて宿舎到着

3月23日 0900 ゴンドラ乗り場出発

0930 栂池自然園

1000 ビーコンチェックののち出発 ハイクアップ

1130 天狗原 滑走開始

1230 振り子沢下にてCT、休憩

1410 蓮華温泉到着

3月24日 0730 ビーコンチェックの後出発

角小屋峠まで 滑走と歩き

1230 木地屋集落到着 バスで栂池スキー場へ

1330 栂池スキー場到着 MTG.ののち各車にて帰路につく

感想

両日とも天候に恵まれ、大変楽しく充実した山行となった。今回初めてクトーを使い、急斜面や凍結箇所も快適に登ることができた。温泉もとてもよかった。反省点として、現在地や進行方向の確認、シール脱着等に手間がかかってしまうのは毎度のことではあったが、今後はもっと段取りよい行動を目指したい。

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◆受講生Eさん◆

 

【蓮華温泉卒業実習レポート


卒業実習は蓮華温泉ツアーコースを講師は同行するものの受講生のみで計画し行動するという内容。受講生7名を2グループにわける。わたしはリーダーKさん、Tさんといっしょの草食系チームBメンバーに。ちなみにチームAは肉食系女子2名に率いられたアマゾネスチーム。
山行計画書、装備リスト作成、天候調査、読図、CT計画、食料計画とやることてんこ盛り。
メンバー間でメール連絡、悪条件でもエスケープルートがないにひとしい蓮華温泉ツアーコース完走に必要な問題点の洗い出し。登りの不安点はクランポンをメンバー全員携行すること申し合わせる。読図の弱点はKリーダー所有のGPSでカバー。

1日目
栂池よりゴンドラ、ロープウェイで栂池自然園へ。ここからシールで登り、途中の休憩ポイントでクランポン装着。天狗原まで足並み揃えて順調にのぼりきる。祠で休憩。正面に白馬乗鞍岳、左手に小蓮華山、白馬岳がくっきりみわたせるほど天気晴朗。前夜に標高の高い天狗原付近は降雪があったようで新雪状態。ここから振子沢へ滑走開始。風がでてきたので少し標高を落としたところでCT実施。滑りこんでいくにつれて沢筋が狭くなってくる。地図上ではでは読みとりにくい複雑な地形を滑りつないでくと橋があらわれ蓮華温泉到着。まるで桃源郷にたどり着いた気分。蓮華温泉内湯いただく格別。女子手作りイチゴショートケーキいただく。生クリームうまい。お子様気分満喫。夕食後男子は壊滅状態、布団にくるまり朝まで爆睡…初日に過酷なひきまわしにあった模様。いっぽう女子、元気に飲みつづける。

2日目
朝風呂いただき朝食後出発、シール歩行と一部ツボ足で木地屋分岐点へ。ここから朝ガリの斜面を一本滑走。夏のバス道沿いに角小屋峠へ。固く凍った斜面をクランポン併用でのぼるがかなりきびしい。シールスペシャリストのS山講師、同じ斜面をクランポン使わず登ってくる。よい子は真似できません。最後の笹藪は板をはずして峠を登りきる。一服したのち峠の反対斜面を滑降開始。こちらは同じ角小屋峠でも南向きの斜面なのかかなり雪が緩んでいる。ここからはひたすら滑って漕いでを繰り返し木地屋の除雪終了地点へ。ここで迎えのタクシーとおちあい、栂池へもどり卒業実習無事終了した。自分の限界点、弱点と向き合うことになった2日間だった。。

山スキー学校の実習をとおして貫かれていたのは事前の計画性が安全な山スキーにつながるということだと感じました。

卒業を自立した山スキーヤーをめざした新たな出発点としてこれからも山スキーをつづけていきたいおもいます。お世話になった先生方、同期生、OBのみな様ありがとうございました。

 

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【鍋倉山実習レポート


初日
天気、曇り。由井部落除雪終了地点より都立大学小屋付近まで登り3チームわかれ大型の雪洞ほり。雪は掘り下げるにつれてにつれて固くしまっていくのを実感できた。夜は雪洞体験泊。食事はM講師特製の鳥肉、つくね鍋。美味。ごちそうさまでした。夜もふけるとやはり寒い。湯をわかしてもらってペットボトルにそそいで湯たんぽ完成。湯たんぽ抱えたままシェラフにくるまり爆睡。

2日目
天気、小雪。雪洞内では気がつかなかったが一晩中ふりつもっていたようだ。昨晩からの降雪量30センチ。全員で朝寝坊。あわててO講師朝食調理。鮭ぞうすい、ごちそうさまでした。シェラフ等は雪洞にのこしたまま行動開始。ハイクアップするにつれてカリカリの斜面が現れて登るベースがおそくなりだす。山頂はあきらめて1200m付近より滑走することに。O講師、樹林帯の吹きだまりねらって滑走開始。ドライパウダー!アタリです!O講師、いつもいいとこえらんで切り取ってくれます!ありがとうございます!これが全実習とおしてのベストな一本だったとおもいます。あとは雪洞にデポした荷物を回収。滑り繋いで無事終了。
ブナの森が美しい鍋倉山、また来てみたいとおもいます。
今回は楽しい雪洞泊体験でしたが緊急での雪洞ビバークはしなくてすむように心がけます。 

 
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◆受講生Dさん◆

 

【第2回実技講習】

 

【日時】

2月1日(金)~3日(日)

 

【場所】

新潟県 かぐらスキー場

 

【感想】

    2月初旬にも関わらず、2日の天候は雨。ゲレンデの雪は水分を多量に含んでしまい、スキー板はぜんぜん滑らなかった。

    かぐらスキー場は個人的には何回も行っているが、自分の知らないコースに連れて行っていただき、参考になった。

    天候も悪かったので、午後の早い時間帯に実技は終了となり、宿に戻っての読図講習となった。

    読図は未経験だったので、とても参考になったが、まだまだ経験が足りず、自分で地図が読める段階には至らないので、今後はもっと経験が必要だと感じた。

 

【第4回実技講習】

 

【日時】

3月1日(金)~3日(日)

 

【場所】

長野県 鍋倉山

 

【感想】

    初めての雪洞でテンション高めに出発。

    第2回、第3回の講習が悪天候だったことで、ハイクアップの経験がほとんど無いため、鍋倉山の頂上まで向かわずに都立大小屋の近辺で雪洞を掘ることになった。

    MH先生より配分された共同装備・食料・お酒を大量に背負い、都立大小屋まで出発した。ほとんど傾斜はないものの、重いザックが体力を奪い、息を切らして歩いた。体力の無さとハイク慣れしていない自分に少し落胆。

    都立大小屋に到着後、すぐに雪洞掘りを開始。2箇所から掘り進み、中で貫通させ、受講生が掘った方をトイレにした。

    前夜のトラブルもあり、MK先生が他の班に出向いてしまったため、MH先生と受講生2人で掘ることに。雪洞の大部分をMH先生が掘ることになり、こちらの掘るスピードの遅さがまさかMH先生の腰痛を招くことになるとは思いもよらなかった。(MH先生ごめんなさい。)

    さて、雪洞が掘り終わった後は待ちに待った夕食。メニューはイベリコ豚の豚しゃぶと焼き餃子。隣の班のMO先生から拝借したポン酢と柚子胡椒でたらふく食べ、お酒が胃に入らないほど。とてもおいしく、贅沢な食事だった。重い思いをしてきてもこれだけ満足できれば、何てことも無いと思った。

    シュラフは3シーズンのものを使用し、ダウンを着込んで寝れば身体が寒いことはなかった。ただし、ゾウ足を持っていなかったため、足先だけは寒い思いをした。次回雪洞を計画するようであれば、ゾウ足・カイロは必需品だと感じた。

 

    翌日は雪が小降りになっており、粉(パウダー)を食えることを楽しみに7時にハイクアップ開始。

    ラッセルをしながら進み、動き出すととても暑くなり、服装の大切さを実感した。

    はやり地図が読めない。講師の方々に目印をアドバイスいただき、その先まで進むも自分の位置はある程度しか把握できず、経験の必要性を感じた。

    途中から急斜面をジクザクに登りだしたが、一部凍結しているところではハイクアップの難しさを感じた。

    結局頂上まで行けずにハイクアップ終了。残念だった。ハイクアップのスピードの重要性を感じた。

    下りは粉を堪能しながら滑るが、一瞬にして終了。今までのハイクアップの苦しさは何だったのかと…。もう少し粉を堪能したかったが、しょうがない。もう一度来るしかないと思った。

 

    全体を通しては、かぐら中尾根に行けなかったことが悔やまれる。来年以降MO先生にお声掛けさせていただき、是非ご一緒させていただきたいと思う。

    大阪に転勤になってしまったが、関西方面の山スキーの山岳会も紹介していただいたので、是非一度出向いてみたいと思う。

 

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