「体系的に、且つ効率的に学べる東京山スキー学校は、山スキーを始めるに当たっての、実に適切な選択でした...」 印刷

◆受講生3 

 

山スキー学校で身に付いたのは、山スキーの基礎の基礎だと思います。講習を終えた今も、とても自立したスキーヤーのレベルには至っていません。しかし、基礎の基礎を体系的に、且つ効率的に学べる東京山スキー学校は、山スキーを始めるに当たっての、実に適切な選択でした。

 

例えば雪崩。

雪崩に力を入れた座学に続く、第一回実技講習でビーコンチェック、CT、コンパニオンレスキューをみっちり。この流れは良かったです。

1月の栂池、厳しい寒さの中、真摯な気持ちで、雪崩に関する危険予知、回避、レスキューの、基礎の基礎を身に付ける事ができました。

ビーコン、プローブ、スコップを装備せず、スキーを履いて雪山に入るようなことは、この先決してしないと思います。

 

読図。

雪山には道などないこと。だから、雪山に入る前には、机上で地図作業をして、ルート上のポイントに、高度と方位角を書き込んでおくこと。等高線から尾根と沢を読み取って、目の前の光景と照合、現在位置を割り出すこと。

神楽ヶ峰、雁ヶ峰。宿に戻っての講評。慣れない登高に喘ぎながら、新しい知識に目を白黒させつつ、読図の基礎の基礎を身に付けました。

地図作業をしないで山スキーに出掛けるようなことは、この先ない、と思います。

 

雪洞。

リーダーシップ、チームワーク、頭を使うこと、テキパキすること、そして、徹底的に楽しむこと。

黒倉山の雪庇、稜線から平野越しに見た日本海、朝日を受ける鍋倉山。初めて分け入った冬の深山の風景や、花魁歩きのラッセルと共に、忘れられない思い出となりました。

いざビバーク、という時の簡易的な雪洞も、いざとなったら掘れそうな気がします。そうは言っても、一度訓練しておいた方が良い。こんな風に思うのも、基礎の基礎が身に付いたから、でしょうか。

 

深雪滑降。

夜を通しての降雪に恵まれた、朝の鍋倉山は絶好のコンディション。初めて挑んだ深雪滑降は、兎に角良く転びました。雪洞用の重い装備や、センター80ミリの板のせいにしたい処ですが、それはできません。要は板にしっかり乗れていない、ということ。

ふかふかの雪の斜面で転倒した時、ストックを交差させてそれを支えに起き上がる技はしっかり身に付きました。来シーズンにトレーニングを積んで、新雪滑降の基礎の基礎を身に付けよう。森太郎にそう誓いました。

 

蓮華温泉での総合講習に参加出来なかった私の実技講習は、鍋倉山を滑り下りた時に終わってしまいました。あっと言う間でした。

 

後に残ったのは、基礎の基礎。

これから先は自分自身で、学び、経験を積んで、技術を身に付けていかねばなりません。

 

講師の皆様、大変有り難うございました。教えて頂いた基礎の基礎を大切に、自立したスキーヤーを目指します。今後とも宜しくお願い致します。

 

11期の同期生の皆様、お世話になりました。この先も、愉快な皆様にご一緒頂く機会を持ちたいと思います。どうぞ宜しくお願いします。